働く障害者、カフェで奮闘…東京・杉並

キャリア 一覧 Ｑ＆Ａ ステップ表 マナーＢｉＺ 図鑑 もう一度働きたい 転職体験記 資格・しごと図鑑 一覧 働く障害者、カフェで奮闘…東京・杉並 　「働くって楽しい！」――。東京都杉並区の井草、永福和泉の両地域区民センターで、障害者が働く喫茶店「フィーカ・フィーカ」がオープンした。 　区が障害者の雇用促進を目的に特例子会社を誘致したもので、知的障害者１０人が契約社員として働き始めた。今は配膳や皿洗いが中心だが、いずれは簡単な調理も覚えてもらうという。自立促進に向けた新たな取り組みとして注目されそうだ。 　両店には５人ずつ配属され、週４～５回、１日６時間働いている。店名はスウェーデン語で、「お茶をしながらゆっくり話す」との意味。「いらっしゃいませ」「何人さまでしょうか」。永福和泉の店では、知的障害のある人たちの元気な声が響き、一人一人の表情には笑みも浮かんでいる。 　今は食器洗いと接客が主な仕事。食材を切ったり、焼いたりする仕事は調理担当のパート従業員に任されている。ただし、時間や火加減を自動的に調節できるトースターも備えており、今後はトースト類など簡単な調理もやってもらう計画だ。

（2007年5月28日  読売新聞）

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