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ダイエット情報
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 健康志向の高まりとともに、注目を集めているサプリメント(栄養補助食品)。最近では医療現場でも積極的に利用されているが、正しい知識と用法を守らないと、効果がないばかりか、体に悪影響を及ぼすこともある。愛知県稲沢市にある名古屋文理大健康生活学部の清水俊雄教授は「たくさん取ったからといって効果が上がるものではない」と語り、サプリメントの正しい使い方の普及に努めている。

 清水教授によると、例えばサプリメントや化粧品の成分としてよく聞く「コラーゲン」について、肌の美容にいいことはよく知られているが、「では、コラーゲンとは何か、どの程度摂取すればいいのかは知られていない。実はこの部分が大事なんです」という。

 実際、コラーゲンを長期間、取りすぎると、腎臓に過大な負担がかかるという。コラーゲン以外でも、例えばビタミンAが含まれたサプリメントを過剰摂取すると、「皮膚の発疹(ほっしん)、吐き気や頭痛などを起こすこともある。用量の厳守は絶対に必要」と、清水教授は警告する。

  

 元々、サプリメントは、基本的には食事で取りきれなかった栄養素を補助するためのもの。不足すると貧血を招く鉄分は、レバーに多く含まれているが、レバーは苦手という人は多く、「そういう人がサプリメントで補給するといい」と清水教授。その上で、「健康とは本来、バランスのいい食事と運動で保つもの。それでも足りない部分を補うため、サプリメントがあることを認識してほしい」と語る。

 現在、清水教授は、全国の医師や栄養士でつくる日本臨床栄養協会(東京)が設けた日本サプリメントアドバイザー認定機構で、教育企画認定委員長も務めている。アドバイザーは病院や薬局などで、サプリメントの知識普及にあたっており、「不明な点や疑問があれば、ぜひアドバイザーに相談してもらいたい」と清水教授は話す。

  

 このサプリメントだが、用法などを守れば、薬とともに患者の健康回復に大いに役立っている。

 漢方薬など東洋医学に詳しい広瀬クリニック(愛知県刈谷市)の広瀬滋之院長は、3年ほど前から、生薬を含んだサプリメントなどを糖尿病や高脂血症などの患者に勧めている。胃痛などの症状が出た人もいたが、血糖値やコレステロール値が下がった人も少なくなかったという。

 「科学的根拠はまだ未解明のところもあるが、使用後、経過がよくなる例は多い」と広瀬院長。「今後、サプリメントの利用は増えるだろう。それだけに、サプリメントと症状改善の関係をデータ的に検証し、より安全に治療の際のサプリメントの活用方法を考える『サプリメント医学』を、確立する必要があるのではないか」と話している。

2006年5月29日  読売新聞)

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